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分類:環境

漁師さんの森づくり

漁師さんの森づくり―森は海の恋人―
著者: 畠山重篤   画家: カナヨ・スギヤマ
講談社 ; ISBN:978-4-06-210411-1 ; (2000/11/09)

 著者の畠山さんは、宮城県気仙沼湾で牡蠣の養殖をしている漁師さんです。豊かな海を守るため、「森は海の恋人」を合言葉にして、漁師さんたちとともに、山に木を植え始めました。この本を読むと畠山さんの子どもの頃の海は、どのように豊かだったのか、そしてその海の環境を守るために、なぜ山に木を植えようと思ったのかということがわかります。また、ところどころに描かれている杉山佳奈代さんのイラストが味わい深く、理解を助けてくれています。
 気仙沼湾は、江戸時代から有名なノリの産地です。雨が降って川の水が流れてくると、ノリが病気になってくさったり、赤潮プランクトンが原因で白いはずの牡蠣が赤く染まってしまうことがあったそうです。畠山さん始め漁師さんたちは、海の様子がおかしいと思い始めていましたが、どうすればよいかわかりませんでした。そんな時、畠山さんは、牡蠣の養殖の大先輩のフランスへ行く機会を得ました。そこで、海の様子や海に注ぎ込んでいる川の様子、川の上流の森の様子を見て、海を守るなら、森を守ることが必要だと確信したのです。そして、1984年、漁師さんによる植林が始まりました。この活動は、気仙沼にとどまることなく、全国へと広がっていきました。
 また、著者は、この植林活動が、長く続いていくためには、子どもの頃から森と川と海がどのように科学的につながっているのかを知っていることが大切であると考え、小学生の体験学習も始めました。子どもたちは、この体験学習から環境に興味を持ち、自分たちのふるさとを大切にしてくれることでしょう。
 この「森は海の恋人」の活動、20周年を記念して絵本『山に木を植えました』畠山重篤(監修)講談社 が出版されました。森と海のつながり、人と自然のつながりがわかりやすく書かれています。       

科学読物研究会     金澤磨樹子