<% datafile=Server.MapPath("guest.dat") For Each item In Request.Form dat= dat & Replace(Request.Form(item),vbCrLf,"
") & ":::" Next If Replace(dat, ":::","") <> "" Then Set ObjFSO=Server.CreateObject("Scripting.FileSystemObject") Set ObjTS=ObjFSO.OpenTextFile(datafile,8,True) ObjTS.WriteLine dat & now ObjTS.Close Set ObjTS=Nothing Set ObjFSO=Nothing End If %> 深海底7500メートルの世界へ ホームに戻る本となかよし

分類:技術

深海底7500メートルの世界へ

深海底7500メートルの世界へ学研のノンフィクション
ぬくみちほ/文・写真 海洋科学技術センター/協力・写真
学研 ; ISBN 4052015231; (2001/09/28)

 私たちがいつも見ている海。でも太陽の光が届くのは表面から200mまで。あとは真っ暗闇の深海です。深さは底知れず、日本海溝は8000mといわれています。この深海域は、生物といい、地形といい、実は宇宙と同じくらいまだ知られていないことだらけなのです。
横須賀市に日本の深海研究最先端を行く海洋科学技術センターがあります。著者はここを訪ね、目が退化した白いカニやチューブワーム、メナシウオ等不思議な形の深海生物を見せてもらいました。この研究所の持つ有人潜水調査船『しんかい6500』では、その名の通り6500mの深海域まで人が操縦して潜って行き、人の目で直接観察、採集が出来るのだそうです。
深海を体験したいと願った著者は、さすがに有人潜水艇は無理ですが、深海調査船『かいれい』に取材同乗させてもらうことが出来ました。この本はその体験記です。
船には深層海流、バクテリア、深海生物等の研究者や、海底地図を作る地球科学者たちが乗っています。船に備えた無人探査機『かいこう』という海底調査用ロボットを深海に沈め、カメラで深海の様子をリアルタイムで見たり資料を採集します。でも海が穏やかでないと安全にこのロボットを働かせることが出来ません。5200mまで沈ませ7500mの深海底まであと一息のところで波浪警報が出ると、ロープを切らぬよう細心の注意の下に引き揚げなければなりません。無事深海底に着陸し、思うように観察採集出来た日の研究者の顔は喜びであふれます。新種かも?とふわふわ浮かぶ白い生き物を追う興奮、研究にギリギリまで協力する船を動かす人たち、海を研究する人たちが船酔いすること、船の中の暮らし等、著者の好奇心や驚きと一緒に、私たちも深海研究の様子をかいま見ることが出来ます。       

科学読物研究会     榎本千鶴子