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分類:技術

みその絵本 <つくってあそぼう3>

みその絵本 <つくってあそぼう3>
今井誠一 編/水上みのり 絵
農山漁村文化協会;ISBN978-4-540-03203-5(2004年4月)

 前回は、納豆の本を紹介しました。私たちの食べている発酵食品はまだたくさんあります。その中から選んだ今回のテーマは「みそ」です。
  みなさんが普段食べているみそは、何みそでしょうか。身近な食品すぎて気にしていないかもしれませんが、みそと一口にいっても米みそ、麦みそ、豆みそ、また、米みその種類には赤みそ、淡色みそ、白みそなどがあります。住んでいる地域によって好まれる味わいは様々で、旅行をすると旅館などで出されるみそ汁の味に驚いたなんていう体験をした方もいるかもしれません。視野を広げてみると、トウバンジャンやテンメンジャン、コチュジャンなどがあります。日本のみそのルーツをたどるとどうやらそれらがある中国大陸や朝鮮半島にたどり着くようです。日本のみそも中国や韓国のみそと仲間であることがこの本を読むとよく分かります。
 そして、みそで大活躍するのはコウジ菌です。そのほか乳酸菌や酵母も活躍しますが、それらはみそにどんな働きをしてくれるのでしょうか。また、米みその作り方やみそを使った料理も紹介しています。自画自賛することを『手前味噌』などといいますが、昔は各家庭でみそを作っていてその味を自慢したことからできた言葉だそうです。
 私が住んでいた家の近くに「こうじ店」がありました。子どもながらに何の店か不思議でしたが、今思えば、麹屋さんだったのですね。実家に帰省した時は、ぜひ立ち寄って自分でみそを作ってみたいと思っています。

 

科学読物研究会     澤本早苗