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分類:伝記・考え方

アインシュタイン 16歳の夢

アインシュタイン 16歳の夢岩波ジュニア新書
 戸田盛和著 
岩波書店 ; ISBN4-00-500493-8 C0242 ;(2005年1月20日)

 アインシュタインが6つの論文を書いた1905年が奇跡の年といわれて いるのは、彼が26歳のときでした。若くて、しかも特許局の職員だった 彼がどうやってそんな偉業をなしとげることができたのでしょう。それを 知るには、アインシュタインがどんな子どもだったのか、当時の物理学で 最も問題となっていたことは何だったのかを知らなければなりません。 
 この本の前半はアインシュタインの生い立ちから論文を書くまでの経緯 について、そして後半は、奇跡の年に発表された6つの重要な論文「光電 効果」「分子の大きさの新しい決定法」「ブラウン運動」「特殊相対性理論」 「特殊相対性理論(第二論文)」「ブラウン運動(第二論文)」の内容とその 意味についての説明が詳しく書かれています。そしてさらに一般相対性理 論へと進んでいったアインシュタインの業績と晩年の様子で物語は締めく くられています。表題の「16歳の夢」とはいったいどんな夢だったのでし ょうか。ぜひ、驚きながら読んでいただきたいと思います。  

科学読物研究会     森裕美子