ホームに戻る本となかよしのページへ

分類:科学入門

もしも地球がひとつのリンゴだったら

もしも地球がひとつのリンゴだったら新刊えほんセット2017
デビッド・J.スミス/文  スティーブ・アダムス/絵 千葉 茂樹/訳
小峰書店 ; ISBN: 978-4-338-28206-2; ( 2016年7月27日)

 もしも地球が一つのリンゴだったら……4分の3は海。険しい山や砂漠などを除くと、私たちが住める土地は、リンゴ○分の1個分の広さしかなく、農場として使える土地は○分の1個程度しかないそうです。そんなふうに、私たちの生活空間、地球の歴史、人類の歴史、はたまたエネルギーなどを、身近なものに置き換えてとらえなおすことができる本です。見開きで1テーマ。はっきりとした絵と精査された内容で、分かりやすく書かれています。
 例えば、「もしも45億年の地球の歴史が1年間だったら……。」人類は○月○日近くになってようやく登場します。「もしも地球の表面が、この絵本(約48cm×24.cm)の2ページ分だったら……。」ほとんどが海でアジアは、○cm×○cmしかありません。「もしも地球上の水がコップ100杯だったら……。」○杯は海水で、真水は○杯分です。
 「人類って近年に誕生したばかりなんだ!」「地球って広いけれど私たちが生きられる土地はわずかなんだ!」「飲むことができる水は少ないなあ」と感じることができます。その他にも、「寿命が砂浜の足跡だとすると……。」「銀河系がお皿の大きさだとしら……。」「人生が12枚に切った大きなピザだとすると……。」など、とらえどころのない長さや広さを、目で見て触れる等身大のものに置き換えて、その量が持つ意味を実感させてくれる本です。ぜひ読んでみてください。

科学読物研究会     秋田明子